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▲遏雲の曲
アツウンのキョク
空を流れる雲をとめるほどのすばらしい音楽、また歌声。「遏」は、とめる意。
故事 中国、秦(シン)の薛譚(セッタン)は、秦青(シンセイ)という名人に歌を習っていた。少し習っただけなのに、すっかり修得したつもりになった薛譚は故郷へ帰ることにした。その別れの宴で秦青が別離の歌をうたった。するとその歌声は空を流れる雲をとめるほどすばらしかった。薛譚はおのれの未熟を恥じ、秦青のもとへ戻ったという故事から。〈『列子』〉
言葉の最初の漢字
遏
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