▲臥薪▲嘗胆
ガシンショウタン
目的達成のため機会を待ち、苦労を耐え忍ぶこと。
故事 中国、春秋時代、呉王夫差(フサ)が父の仇(かたき)である越王勾践(コウセン)を討つため、薪(たきぎ)の上に寝て復讐(フクシュウ)心をかき立ててのちにこれを破り、敗れた勾践は苦い胆(きも)を嘗(な)めて敗戦の恥を忘れず、のちに呉を滅ぼした故事から。
参考『史記』『呉越春秋』などの記述から「臥薪」と「嘗胆」を組み合わせた語。「臥薪」を勾践のこととする説もある。〈『十八史略』〉坐薪懸胆(ザシンケンタン)
言葉の最初の漢字