△和氏の璧
カシのヘキ
中国古代の名高い宝玉の名。
故事 中国、春秋時代、楚(ソ)の卞和(ベンカ)が山中で宝石の原石を見つけ、厲王(レイオウ)に献上したところ、ただの石と鑑定され罰に左足を切られた。のち武王に献じたが、やはり石ころと鑑定され右足を切られた。その後、文王のとき、今度は献上せず玉を抱いて涙を流していたところを文王に下問され、文王が鑑定させたところ、果たして天下の宝玉であったという故事から。〈『韓非子(カンピシ)』〉
参考その後、宝玉は趙(チョウ)の恵文王が得た。連城の璧
言葉の最初の漢字