索引について

漢字一字の配列

次の①→②→③…の順に配列した。

  1. 漢字の代表音訓を五十音順に配列。
  2. 同じ音訓の場合は、音(カタカナ)→訓(ひらがな)の順に配列。
  3. 同じ音または訓のなかでは、総画数順に配列。
  4. 同じ画数内は、この辞典の部首順に配列。
  5. 同じ部首内は、日本漢字能力検定の級数順(10級→1級)に配列。

五十音順配列の基準

  1. 清音→濁音→半濁音
    きき→きぎ→ぎき→ぎぎ  はは→はば→ばば→ぱぱ
  2. 小文字→並字
    1. ア 促音→直音
      かって→かつて  さっき→さつき
    2. イ 拗音→直音
      いしゃ→いしや  りょう→りよう
    3. ウ 外来語
      ファン→フアン
  3. 母音→長音符号
    きい→キー  じゃあく→ジャーク
  4. 漢字・品詞順
    一字漢字→名詞(普通名詞→固有名詞→代名詞)→動詞→形容詞→形容動詞→副詞→その他の品詞
  5. 単純語→複合語

言葉の配列

  1. 言葉は、それぞれの一字目の漢字と同じ漢字の右に集め、その読みの五十音順に配列した。
  2. 五十音順配列の基準は、漢字一字の配列に準じた。
  3. 同じ読みの言葉は、二番目の漢字(二番目……が同じ場合は、順に次の漢字)の総画数が少ない順に配列した。
  4. 派生語の配列
    1. ア 一般語は、原則として、ある言葉の派生語であっても、同列の言葉として配列した。
    2. イ 派生語のうち、故事成語とそれに準じる語句は、言葉に配列した。

言葉見出し

  1. 一つの表記に読みが二つ以上あって意味が同じ場合
    1. ア それぞれの読みが重要な場合はすべて立項し、解説をした項目を他から参照できるようにした。
    2. イ 立項しなかった読みは、参考欄に付記するか略した。
  2. 一つの表記に読みが二つ以上あって意味が異なる場合
    1. ア 重要な読みは、それぞれ立項して解説し、参考欄にも付記した。
    2. イ 立項しなかった読みは、原則として参考欄に付記し、簡潔な語釈を入れた。
  3. 同音・同義・異字熟語の場合
    1. ア 一字目の漢字が同じときは、項目を一つにし、一般的によく用いられる表記の順に並べた。
    2. イ 一字目の漢字が異なるときは、原則として、それぞれ独立項目として立項した。ただし、異なる表記の多い動植物項目は、一つを主項目として詳しい解説をした。
  1. 送り仮名

    内閣告示「送り仮名の付け方」(昭和48年告示、昭和56・平成22年一部改正)に沿って示した。
    「送り仮名の付け方」参照
    1. ア 複合語については、特に、通則6の「許容」に沿って、読みまちがえるおそれのない場合は送り仮名の一部を省いた。
    2. イ 一般や特定の領域で用いる複合語で、慣用が固定していると認められるものは、通則7に沿って送り仮名を省いた。
  2. 漢字の記号

    見出しに用いた漢字には次の記号をつけて、漢字と読みの種別を示した。
    無印
    常用漢字表にある音訓(表内音訓)で読む常用漢字
    常用漢字表にない音訓(表外音訓)で読む常用漢字
    常用漢字表にない漢字(表外漢字)
    〈 〉
    熟字訓・当て字
    • * 熟字訓は、漢字一字ずつをその音訓では読まず、まとめて訓読みする熟語。この辞典では、一字でもその漢字の訓では読めない訓読み語は熟字訓に含めた。
    • * 当て字は、外国地名・人名や外来語などに漢字の音訓を当てた熟語。日本語に漢字の音訓を当てた語のうち、本来の音訓では読めない語はこれに含め、「素敵(ステキ)」「矢鱈(やたら)」のようにその音訓で読める語は含めなかった。
    • * 常用漢字表に掲載されている熟字訓や当て字などは、一律で〈 〉 をつけた。