▲燕▲雀△安んぞ▲鴻▲鵠の志を知らんや
エンジャクいずくんぞコウコクのこころざしをしらんや
小人物には、大人物の雄大な志がわからないというたとえ。「鴻鵠」は大きな鳥の意で、大人物のたとえ。
故事 中国の楚王陳勝(チンショウ)が若いころ、農耕仲間に「おたがい富貴になっても忘れないようにしよう」と言ったところ、雇い主が「小作人のお前が富貴になんかなれるものか」と嘲笑した。陳勝はため息をつき、「ツバメやスズメのような小さい鳥に、どうして大きい鳥の心の中がわかるものか」と言った故事から。〈『史記』〉
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