言葉
口 ー 口に蜜(ミツ)あり腹に剣あり
口に蜜(ミツ)あり腹に剣あり
くちにミツありはらにケンあり
口ではやさしそうなことを言うが、心の内は陰険なこと。口元には甘い蜜がついているが、腹の中に剣が隠されている意から。口蜜腹剣(コウミツフクケン)。
故事 唐の皇帝、玄宗(ゲンソウ)の宰相、李林甫(リリンポ)が自分の身を守るために、すぐれた人を見ると、表面ではもち上げておきながら陰では陥れるという手で中央から追放した。その李林甫を評した言葉による。〈『十八史略』〉
言葉の最初の漢字
- 「口」から始まる言葉
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- 口(ク)
- 口授(クジュ)
- 口舌(クゼツ)
- 口△唱(クソウ)
- 口(くち)
- 口から出れば世間(くちからでればセケン)
- 口で▲貶(けな)して心で褒(ほ)める(くちでけなしてこころでほめる)
- 口では大△阪の城も建つ(くちではおおさかのしろもたつ)
- 口に蜜(ミツ)あり腹に剣あり(くちにミツありはらにケンあり)
- 口は△禍(わざわ)いの門(モン)(くちはわざわいのモン)
- 口も八丁、手も八丁(くちもハッチョウてもハッチョウ)
- 口裏(くちうら)
- 口△煩い(くちうるさ－い)
- 口絵(くちエ)
- 口惜しい(くちお－しい)
- 口重(くちおも)
- 口数(くちかず)
- 口軽(くちがる)
- 口利き(くちきき)
- 口癖(くちぐせ)
- 口車(くちぐるま)
- 口籠もる(くちご－もる)
- 口△遊む(くちずさ－む)
- 口添え(くちぞえ)
- 口▲叩きの手足らず(くちたたきのてたらず)
- 口達者(くちダッシャ)
- 口△伝て(くちづて)
- 口△疾(くちど)
- 口の端(くちのは)
- 口八丁(くちハッチョウ)
- 口幅ったい(くちはば－ったい)
- 口火(くちび)
- 口〈下手〉(くちべた)
- 口元・口△許(くちもと)
- 口調(クチョウ)
- 口伝(クデン)
- 口説く(クど－く)
- 口分(クブン)
- 口分田(クブンデン)
- 〈口惜〉しい(くや－しい)
- 口演(コウエン)
- 口外(コウガイ)
- 口蓋(コウガイ)
- 口蓋垂(コウガイスイ)
- 口角(コウカク)
- 口角泡(あわ)を飛ばす(コウカクあわをとばす)
- 口供(コウキョウ)
- 口径(コウケイ)
- 口語(コウゴ)
- 口▲腔(コウコウ)
- 口座(コウザ)
- 口耳(コウジ)
- 口耳講説(コウジコウセツ)
- 口耳四寸(コウジシスン)
- 口実(コウジツ)
- 口臭(コウシュウ)
- 口述(コウジュツ)
- 口承(コウショウ)
- 口上(コウジョウ)
- 口跡(コウセキ)
- 口舌(コウゼツ)
- 口銭(コウセン)
- 口中の雌黄(コウチュウのシオウ)
- 口頭(コウトウ)
- 口頭試問(コウトウシモン)
- 口腹(コウフク)
- 口▲吻(コウフン)
- 口辺(コウヘン)
- 口約(コウヤク)
- 口論(コウロン)
- 〈口琴〉(びやぼん)
