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耳を▲掩(おお)いて鐘を盗む
みみをおおいてかねをぬすむ
自分の良心を欺いて悪事を行うたとえ。また、自分ではうまく罪を隠しているつもりでも、周りにはすっかり悪事が知れ渡っていること。
故事中国、春秋時代、ある男が鐘を盗み逃げようとしたが、鐘が大きすぎて果たせず、割ろうとして槌(つち)でたたいたが、大きな音がした。驚いた男は周囲に聞こえるのを恐れて、自分の耳をふさいで音が聞こえないようにしたという故事から。〈『呂氏春秋(リョシシュンジュウ)』〉
言葉の最初の漢字
耳
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