推▲敲
スイコウ
詩や文章を作るとき、より適切な字句や表現を求めて、練り上げること。「―に―を重ねる」
故事中国、唐の詩人賈島(カトウ)は、「僧は推す月下の門」の句で「推す」がよいか「敲(たた)く」がよいか迷いに迷っていたとき、たまたま出会った文豪の韓愈(カンユ)から「敲く」がよいと助言されたという故事から。〈『唐詩紀事』〉
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ウェブサイト「漢字カフェ」掲載 (公財)日本漢字能力検定協会
言葉の最初の漢字