朝三暮四
チョウサンボシ
目先のちがいだけにこだわり、結局は同じになることに気づかないことのたとえ。また、うまい言葉で人をあざむくこと。
故事 中国、宋(ソウ)の猿飼いが、飼っていたサルたちに、好物のトチの実を朝三つ、夕方四つ与えると言ったら、サルたちが怒ったので、朝四つ夕方三つにすると言ったら喜んだという故事から。〈『列子』〉
参考「朝四暮三」ともいう。狙公配事(ソコウハイジ)
■コラムを読んでみよう!
漢字の豆知識 数字が2つ入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会
言葉の最初の漢字