天の与うるを取らざれば△反って▲其の▲咎めを受く
テンのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく
天が与えてくれた好機をのがすと、逆に天から罰を受けることになるということ。好運・好機は、大切にして十分生かすべきであるという教え。
故事 中国の秦(シン)末、項羽と劉邦(リュウホウ)が天下の覇(ハ)を争っていたとき、劉邦の重臣韓信(カンシン)に対し、通(カイトウ)が劉邦への謀反(ムホン)をすすめたときの言葉。これをしりぞけた韓信は、やがて天下統一を果たした劉邦に斬罪(ザンザイ)されてしまった。〈『史記』〉
言葉の最初の漢字