
あ行
同訓異義いる
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入る
中へ進む。はいる。慣用表現や接尾語的に多く用いる。「気に入る」「堂に入る」「悦に入る」「入り用」「恐れ入る」「泣き寝入り」「消え入りそうな声」
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居る
ずっとその場所に存在する。「父が家に居る」「森には小鳥が居る」「居ても立ってもいられない」
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射る
矢を弓で放つ。的に当てる。「矢を射る」「的を射た批評」「彼女の心を射る」
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鋳る
金属を溶かして型に流しこみ、器物をつくる。「鍋(なべ)を鋳る」「鋳物(いもの)」「鋳型(いがた)」
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△冶る
金属を溶かす。「冶金(ヤキン)」
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要る
必要である。「独立するには金が要る」「この仕事には若いセンスが要る」「愛があれば何も要らない」「要らぬお世話だ」
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▲炒る
鍋(なべ)などで熱してほぐす。油でいためる。「胡麻(ゴマ)を炒る」「炒り豆」
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煎る
鍋(なべ)などで水分がなくなるまで煮詰める。心を悩ます。「豆腐を煎る」「茶を煎る」「煎り卵」「息子の進学で肝を煎る」
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▲熬る
水を入れないで強火でいりつける。「煎る」に近い意。「焙烙(ホウロク)で熬る」