
た行
同訓異義つく(2)
-
突く
細長い物で強く押す。または打つ。押し当てる。強く刺激する。ほか、広く用いる。「槍(やり)で突く」「鐘を突く」「ところてんを突く」「ひじを突いて食べる」「手を突いて謝る」「鼻を突く悪臭」「突き進む」「篠(しの)突く雨」
-
△衝く
相手の欠点などを攻撃する。強く刺激する。障害を乗り越えて進む。「敵の虚を衝く」「核心を衝いた攻撃」「読者の意表を衝く出版」「腐臭が鼻を衝く」「暴風雨を衝いて出発する」「意気天を衝く」
-
▲撞く
棒状の物で釣り鐘などを打つ。「除夜の鐘を撞く」「玉撞き」
-
▲搗く
杵(きね)で穀物などを打つ。「粟(あわ)を搗く」「餅(もち)を搗く」
-
▲舂く
臼(うす)で穀物をつく。「搗く」とほぼ同じ。