
ま行
同訓異義もと
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元
物事の初め。以前。順序がある場合に前の方。ほか、広く用いる。「発生の元を調べる」「火の元」「元の鞘(さや)に収まる」「元の木阿弥(もくあみ)」「元首相」「元が掛かる」「元も子もない」
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本
物事が成り立つ根本。本源。「末」の対。「本を正す」「農は国の本」「本を探る」「水は命の本」
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下
物の下の方の部分。影響の及ぶ範囲。「大樹の下に集合する」「太陽の下で運動会」「白日の下にさらす」「灯台下暗し」「法の下では平等である」「博士の指導の下で研究する」「一撃の下に倒す」「国際正義の名の下に空爆する」
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△許
そのものがある場所に近い所。「親許から離れる」「口許がほころぶ」「手許が狂う」「身許を引き受ける」「枕許(まくらもと)ではげます」
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基
物事が成り立つよりどころ。基礎。土台。「判断の基になる資料」「失敗は成功の基」「会社の基を築く」「発掘資料を基に推論する」
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△素
物をつくる原料。素材。「ケーキの素」「スープの素」「栄養の素」
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△旧
以前の状態。「新」の対。「元」に近い意で用いる。「旧の制度」「旧の家」
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△原
始め。原因。「元」に近い意で用いる。「過労は病気の原」