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衣帯中賛
イタイチュウサン
中国、南宋(ナンソウ)の忠臣文天祥(ブンテンショウ)が獄中で死に臨み、帯の中に書き残した辞世の言葉。
故事 元軍に敗れた文天祥は、獄中三年、ついに降伏せず処刑された。忠節を守り通した文天祥が死に際し、「孔子や孟子(モウシ)など聖賢の教えは、つまるところ仁義の道である。この教えをはずかしめないように願う」と、その真情を記したという故事から。〈『宋史』〉
参考語構成は「衣帯中」+「賛」。
言葉の最初の漢字
衣
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