多岐亡羊
タキボウヨウ
学問の道が多方面になりすぎて、真理がとらえにくいこと。また、方針が多すぎて、選択に戸惑うたとえ。
故事 中国、戦国時代の学者、楊朱(ヨウシュ)の隣家で一頭のヒツジに逃げられた。手分けして捜しても見当たらないというので、わけを尋ねたところ、「分かれ道が多いのでどこへ行ったか分からなかった」との答えに、楊朱が「学問の道も同じだ」と嘆いた故事から。〈『列子』〉亡羊の嘆・岐路亡羊
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漢字の豆知識 難しい漢字が入った四字熟語(公財)日本漢字能力検定協会
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